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    山本宗補「戦後はまだ・・・」写真展を終えて

    • 2014.09.01 Monday
    • 01:33

    貴重な映像がアップされた〜!  

    byてんきゅうさん 


    山本宗補さんの挨拶
    https://www.youtube.com/watch?v=5mcaTT2DLF4

    黒田権大さんのお話(限定公開)
    http://youtu.be/ZPZFgjdW0mk

    だるま森+えりこさんの公演
    http://youtu.be/PeRiDDcyi4s

     
    山本宗補さんのお話
    http://www.youtube.com/watch?v=rIoxr8Laj6w&feature=youtu.be  
     
    
     


    写真展からあっという間に一週間
    やっとまとめが書けた・・・。



    写真展を終えて
     
    2014年戦後69年目の夏は、安倍政権による暴走が顕著となった、

    名実ともにうすら寒い夏でした。


    山本宗補さんがコツコツと会って、

    しっかりと受け取って来られた戦争体験者
    70人の方々の人生、

    非道な戦争が刻んだ苦悩の中を長い年月、

    生き抜いてこられた方々の心が私たちを取り囲みました。




    おかげさまで約200名の参加を得て、

    密度濃く、深い意識を共有する時空が開かれ、

    まことにありがとうございました。


    しかしあの空間が非常に重いようでありながら、

    心いやされるように感じたのはなぜなのでしょう。


    本当のことが、しみ込んでくるように充満していたからでしょうか。



    会場の中心にナルシサ・クラベリアさんの一粒の涙がありました。



    写真集を開けて、ナルシサさんのお顔を見ると胸が詰まります。

    13歳のとき家族を目の前で惨殺され、

    自身は連れ去られ日本軍の性奴隷とされたフィリピンの女性です。


    謝ることもできない申し訳なさで、

    何もできずそのお顔を心に刻むしかありません。



    すべての方がその苦悩とともに生き抜いてくれたから、

    私たちはその証言に逢うことができたのですね。


    2000万人以上と言われるアジアの死者、

    310万人と言われる日本の死者。


    その中で生き残られた70人・・・。


    ただその時代とその場所に生れたから、

    逃げることのできなかった経験が、苦しすぎます。


    それを経験させられてしまう個々人がその痛みを超えて

    未来にその過ちを伝える証言を行われることは

    本当に本当に尊いことですね。 




    強大な国家の理不尽を押しつけられ、

    翻弄されて生きながら、


    しっかり批判のまなざしを持ち行動する方もおられます。

    チラシに載せた中国残留婦人であった故鈴木則子さん。

    当時13歳の経験も厳しく、悲しいです。


    父母を亡くし、国に捨てられ、いのちの極み、

    中国の貧しい農家に助けられ、

    自分たちが侵略戦争に加担する加害者だったと気付いたときは



    「悔しさと情けなさと、恐ろしさに胸が張り裂けた」と言われます。


    その後帰国したが、

    またしても帰還者に対する国の無策に遭い、国賠訴訟。


    中国帰国者の会を作って支援に尽力されました。


    「 国に従って、

     国に捨てられた 

     人々を忘れず 

     ふたたび 

     同じ道を歩まぬための 

     道しるべに 」



    という言葉の刻まれた「不忘の碑」を東京の寺院に残されています。



    そういった方々の写真に接せられ

    姫路空襲で家族を失った黒田権大さんが

    「衝撃を受けた。

    これらの人たちの受けた被害に比べたら、

    私の経験など比べものにならない。」


    と言われたことが、

    驚くとともに申し訳ない気がしました。



    最後に言われた、言葉による洗脳の怖さ。


    「欲しがりません勝つまでは」


    「ぜいたくは敵だ」


    「一億総火の玉」


    「鬼畜米英」


    などは、どれだけ幼い心に呪力を発揮したことでしょう。

    生まれてずっと戦争で、

    どんどん暮らしが厳しくなり、

    育ち盛りにいつもおなかをすかせて、

    勉強ではなく軍事工場で働き、

    運動場では冬でもはだし、上半身裸で訓練。


    学校も家も次の兵隊を育てるところと化した社会で育つとは

    どういうことか。


    何よりも国のため、天皇のオンためにいのちをささげることを強要した

    カルトのような世界が、

    人々に与えた傷はまだ癒えていないと感じます。




    加害と被害という、

    私たちの中にあるどちらの側面も光を当てて行くことが

    とても大事だと感じました。



    自分の被害性に気付かなければ、

    誰かの被害にも鈍感になってしまうのではないかと思うのです。


    また、苦しみや悲しみが

    「封印」されたままでは、

    自覚することなくそのエネルギーに翻弄され、

    訳のわからない渇望や暴力の主体となり、

    様々な形での「連鎖」へと継承してしまっているのではないかとも・・・。


     
    様々な形で私たちを今も蝕む過去の暴力の禍根は、

    なんとしてでも自覚し、共有し、

    癒すことが必要ではないでしょうか。


     
    そうして本当に、

    一方的に被害に遭わせてしまったナルシサさんのような方々に、

    心からのお詫びをすることが

    私たち自身を救い、

    これから同じことを繰り返さないために

    抗う力を与えるのではないでしょうか。




    涙の乾かぬ梅雨のような8月末日に
     
    山本宗補「戦後はまだ…」写真展
    実行委員会  後藤由美子
     


     

     

    会計のご報告
    賛同金・・・294,000
    費用・・・・304,714
        パネル借り受け料金 6
        講師交通費、謝礼  5
        会場代      約1,5
        チラシ、郵送費等 約4
        本代金      約12
        滞在費、その他  約2
    預かった本「鎮魂と抗い」5
    12,500 代金含む
    差額・・・−10,714
    本が売れればほぼ±ゼロ
     
             山本清子、後藤由美子
     
     
     「鎮魂と抗い〜3.11後の人びと」

    本書は一人のフォトジャーナリストが大津波被災地と福島原発事故による計り知れない被害を取材し、写真の持つ力と写真では伝わらない情報を本文で補うフォトルポルタージュである。
    忘れてはならない、忘れ去られてはならない未曾有の出来事を、記憶に刻みつけたいと願う筆者の途中経過報告である。

    12500円山本宗補さんサイン入り
    購入希望の方ご連絡下さい。

     

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